おすすめ学習順序|初心者はこの順序で学習しよう
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初心者にオススメの学習順序
さて、手っ取り早く『英語教材』を購入して勉強しようにも、リスニングやスピーキング、英文法から英単語まで、英語には数多くの学習分野があるため、 初学者は英語の勉強を始める際、どこから手をつけていいか迷ってしまうことがあります。
ここでは、僕自身の経験と、様々な英語学習本で示されている勉強方法等をベースとして、 初心者が英語学習に取り組む際に、効率的な学習プロセスを紹介します。


発音+リスニング
英文法
音読+リーディング
英単語



あなたは落雷音を文字で書けますか?
僕自身、英語初心者はまず始めに『リスニング』から始めるべきか、 あるいは『英文法』から始めるべきかで、かなり迷っていた時期があります。 文法の基礎知識がなければ、英会話のCDを聴こうにも意味が分からないのではないか…と考えていたからですね。
そして、最終的に導き出した答えは、やはり英語は『聞くこと』=『リスニング』から始めた方が良いというものでした。


そもそも、僕たち日本人が日本語を覚えていく過程で、かつて『日本語の文法』というものを習ったことがあったでしょうか。 日本語の文法というものは、小学校の国語の授業で『桃太郎』やら『こぶとり爺さん』やらの昔話を読んでいく過程で、 自然と身についていったものですよね。
僕たちが初めて日本語という言語に接したのは、やはり『音声』からです。 母親が赤ちゃんに言葉を教える光景を思い出してください。
赤ちゃんに『リンゴ』という日本語を教える際には、 母親は赤ちゃんに実物の『リンゴ』を見せて『これはリンゴなのよ。』と、音声から学ばせていきますね。 この行為を何度か繰り返しているうちに、赤ちゃんは、赤くて丸い物体の果物を見ると『リンゴ、リンゴ』と声に出していけるようになるわけです。
逆に『リンゴ』という文字を見せて『これはリンゴと読むのよ』と、教えていても、実物のリンゴがどのようなものであるかは幼児にはわかりません。 つまり、対象とされる事物がどういったものであるか理解するのに必要なのは『音声』とそれを表す『映像』であり『文字』は後からついてくるものにすぎないということです。

そんなわけで(当たり前の流れですが)やはり言語を学ぶときは『聞くこと』=『音声』から始めるべきだという結論にたどり着いたわけです。 海外ドラマのDVDを字幕なしで見るといった勉強方法も良い。 もちろん、文法や単語がわからない状態でリスニングをしていても、聞き取れない箇所の方が圧倒的に多いのですが、始めはそれでも構いません。


しかし一方で、何でも吸収するスポンジのような赤ちゃんの脳と、成熟した大人の脳を一緒にしてはいけない。 母国語が染みついてしまっている大人は、いくらリスニングを続けていても英語を雑音として処理してしまう…という批判的意見もあります。
にもかかわらず、僕自身は英語は『音声学習』から始めることをオススメしますね。
その事物を表す文字を認識していないと、その事物を表す音声も聞き取れない…、そんなわけがありません。 喩えが難しいのですが…、たとえば『落雷の音を文字で書きなさい』と言われると難しいですよね。ゴロゴロとかドカーンとか、雷の効果音を文字で書くと人それぞれの答えが出てきてしまいます。 しかし、落雷の“音”を聞けば「…あ、雷が落ちた。」と、誰だってわかるものでしょう。文字というのは事象の後付けに過ぎないけれど、音声は常にその事象と一致しています。


次に正しい文法知識を身につける
英文法の基本が出来ていると、英語を聞き取ること、すなわち『リスニング』が容易になるのは確かであり、 そのため『リスニング』と『英文法』のどちらを優先して学習すべきかで随分と悩んでいる人も多いと思います。
個人的には『リスニング』から始めることをオススメしていますが、基礎の基礎から徹底的にやり直したいという人は、むしろ『英文法』からでも構いません。 英語の音に慣れることが重要とはいえ、基礎的な文法知識を学ぶことは、すべての英語学習者にとって有意義でしょう。


ところで、僕たち日本人は『日本語の文法』というものを習ったことがない、 昔話などを読んでいるうちに自然と身についていったものだと前述しました。
ようするに、英語で書かれた童話・小説などを読んでいけば、そのうち正しい英文法の知識も身につくのではないかということです。
僕自身はこの考えを正鵠をえたものだと思っていて、 たとえば、最近なにかと話題にのぼる『村上春樹』という作家は、 英文法の知識などを無視して、学生時代からペーパーバックの小説をガリガリ読んでいったそうです。 しかも、彼の処女作『風の歌を聴け』は、はじめ村上自身が英語で書いたものを、後から村上自身で日本語に訳したものだと言います。


…少し話が逸れてしまいましたが、僕たち一般的な日本人が、何の予備知識もない状態から、 村上春樹のように英語で書かれた『ロング・グッドバイ』を読み進めていくことは、ちょっと現実的ではありませんよね。
実際に英語が出来るようになった多くの人が『英文法は学んでおいて無駄にはならなかった』と証言もしています。 今後の学習を効率的なものにするためにも、正しい文法知識を身につけてから英語を『読む』=『リーディング』へ移行しましょう。


英語はとにかく“読む”ことだ

日本の英語教育というのは実に不可解です。 日本では中学、高校と六年間にわたって英語を勉強する間、ほとんどの学生は一冊の本も読み終わりません。…これはもう異常事態です。 英語を文法の規則書だけで憶えようというのは、野球をルールブックだけ読んでうまくなろうというのと同じことです。 <世界一簡単な英語の本:向山淳子&向山貴彦>

一般的な日本人であれば、小学校から高校卒業までの間に、最低でも十冊くらいは日本語の本を読んだことがあると思います。
僕が子供の頃は『ズッコケ三人組』だとか『三毛猫ホームズ』シリーズが流行っていて、毎月1冊は読んでいました。 読書嫌いな子供でも、あるいは秋の読書週間などと学校側に強制されて、数冊程度は通読しているはずなのです。 ようするに、僕たちは意識せずとも、日本語の『リーディング』をしてきたということになります。

ところが、上記でも指摘されている通り、英語の本に関してはまったくの1冊も通読しません。 中学英語の授業にしたって、ストーリーの一部を切り取って、適当な文法や英単語を学ばせるだけのものでした。
英語学習に『リーディング』は避けて通れません。 読めなければ書くことも出来ませんし、英文で相手に自分の気持ちを伝えることもままなりません。 基礎的な文法知識を身につけたら、最初は絵本など易しいものでも構わないので、いつかは洋書を読破することに挑戦してみましょう。 『リーディング』は『リスニング』と並んで英語の二本柱です。


英単語学習は後回し
学生時代、試験前になるとよく『英単語カード』を使って、テストに出そうな単語を片っ端から暗記していったわけですが、 今考えると、なんと不毛なことをしていたのだろうと思います。
母国語の習得もそうでしたが、語彙というのは、本来『文脈』の中で覚えていくものです。 『文脈』=『リーディング』ですね。 ともすれば、普通に英語の勉強をしていけば、わざわざ『英単語』などと意識せずとも、必要最低限の語彙は自然と身についていくのではないでしょうか。


僕自信は、語彙力強化というのは最後の最後でよいと考えています。
それこそ、TOEICテストで高得点をとりたいのだけど、分からない単語が頻出して困っている…という段階まできたら、 そこで初めて『英単語』を意識した学習を始めたらよいのではないでしょうか。


学習計画をたてよう
以上が、僕が初心者におススメしている学習順序です。 基本的には『リスニング→英文法→リーディング→英単語』という順序ですね。 これらを計画表にしてみると下記のようになります。
もちろん、これは一個人の学習例ですが、まず、品詞がわからない、中学英語も忘れてしまったというレベルの人は『超入門コース』から始めます。 英語の基礎が出来るようになったら『初挑戦コース』へステップアップ。 当サイトのTOEICテスト目標スコアは700点ですが、これは就職活動などで企業から求められる英語力の基準になります。


学習計画表

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